ただいま睡眠時無呼吸の検査キットが不足しており、検査を休止しております。
再開するようでしたらご案内しますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
私たちの睡眠を妨げる要因のひとつとして最近注目されている病気に、睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)があります。睡眠中に無呼吸や低呼吸を繰り返し、日中の過度の眠気や高血圧、循環器疾患、脳血管障害、糖尿病など、多岐にわたる合併症の併発や、重大な交通事故や労働災害などの原因ともなり社会生活にも影響を及ぼすようになります。
このような症状はありませんか?
睡眠時無呼吸低呼吸症候群は、呼吸が10秒以上止まっている、睡眠中に30回以上、あるいは1時間当たり5回以上あると診断されます。
など原因はさまざまです。
SASが引起す代表的な合併症 |
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交通事故の発生率 | 一般ドライバーの7倍の発生率があるといわれています。 |
SASの有病率 | 人口の2~3% |
SASの代表的な症状 |
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睡眠時無呼吸症候群のセルフチェックができます。
http://mukokyu-lab.jp/check.html
以下の8つの質問に対して「眠気の状況」を参考に、当てはまるものに○をつけていき、その数字の合計を出してみてください。あなたの眠気の状態がチェックできます。
問診や診察等での睡眠時無呼吸低呼吸症候群の疑いが強い方の簡易検査にお使いいただく、携帯用睡眠時無呼吸検査装置をご紹介します。患者さんのご自宅でも検査を行えるコンパクトなものです。
もし、睡眠時無呼吸症候群と診断されたときは、軽度であれば体重管理や生活習慣改善で良くなることがありますが、治療が必要な場合は、呼吸の通りがよくなるようマウスピースを装着したりします。
重度であればCPAP(持続式陽圧呼吸療法)といって、夜間睡眠中に狭くなった気道に軽い陽圧の空気を送り込むことによって気道の閉塞を防ぎ、もし無呼吸状態になったときには更に空気を送り込むことによって呼吸を回復するという携帯装置を使います。
その結果、寝起きがすっきりし、日中の眠気が軽減され、結果的に生活習慣病が改善するといった効果が認められます。
上記の症状に心当たりのある方は、比較的簡単な検査で判定できますので、御相談にいらしてみてはいかがでしょうか?
なかなか寝付けない、夜間目が覚めて熟睡できないなどは、不眠症の治療になりますので当検査の適応ではございません。
その場合は、近隣で不眠症を専門にした「スリープクリニック」がありますので、そちらに御紹介になりますので御了承ください。